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大人の社会科見学vol.2 

【企業が基点の時代!地域のつながりのためにできること】

今、日本のさまざまな地域で、「企業が基点となってその地域の活性化や課題解決に取り組み、組織にも”はたらく喜び”をもたらす」というES×CSRの活動を実践する企業が注目を集めています。

そんな時代に、企業は何ができるのか。そして私たちはどうやって働いていくか。

社員の自律性を高め地域社会とのつながりづくりへの参画を促す「ES」という視点、そして、地域がもつ価値を高めつながりを豊かにする「コミュニティデザイン」という視点、それら両方の視点を「ES×CSR=”ESR”」のアンテナとして掲げ、いかに自社を基点に地域のつながりをプロデュースするか考える場を、今回大人の社会科見学vol.2として、開催致しました。

講師は、横浜コミュニティデザインの先駆者である杉浦裕樹さんです。

地域のコミュニティデザインに関心がある方が約20名集まり、杉浦さんのご講演、オルタナ編集長の森摂氏、日本ES開発協会会長矢萩大輔の鼎談、懇親会と、有意義な時間になりました。

「日本の未来の”はたらく”を考える」私たち日本ES開発協会にとっても、たくさんの学びを得る場でした。

講師の杉浦氏と、オルタナ編集長森氏、人事労務代表矢萩の鼎談。

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平日の夜にもかかわらず、地域のコミュニティに関心のある、たくさんの社会人が集まりました。

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学生からの質問も!

懇親会始まりました。親睦が深まります。

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日本ES開発協会が今年度支援させていただいたNPO法人フェアスタートサポートへの寄付も行いました。たくさんの方と地域のコミュニティについて考える良い夜を過ごせました。ありがとうございました。

 

 

CSRのパイオニア、パタゴニアさんから学ぶ!大人の社会科見学。

大人の社会科見学vol.1

大人の社会科見学と称して、鎌倉にある、環境を大切にする企業・パタゴニア日本支社さんで、「パタゴニアに学ぶ 働く‘個’も組織も輝く!つながりを大切にする経営」のセミナーを開催致しました。

パタゴニアの持つ、ミッションステートメント(企業と従業員が共有すべき価値観や果たすべき社会的使命のこと)を大切にする考え方や、元気な社員の集う自然な場作りを、勉強して、そのミッションステートメントの浸透した職場(空間)を見学させて頂きました。

地域づくりでも同じですが、共通の価値観、文化からひろがるつながり(ソーシャルキャピタル)の強さを実感し、体感しました。

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講演されるパタゴニア日本支社代表、辻井隆行社長。

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CSRのパイオニア、パタゴニア社のイベントというだけあって、会場は大満員!

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「オルタナ」編集長の森摂氏、弊協会会長矢萩大輔の鼎談も大盛り上がり!

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社員の皆さんが元気にはたらいている場も見て、ESRの観点に、さらに理解の深まった一日となりました。

 

日光街道143km踏破!!!

このプロジェクトでは、日本橋から栃木の日光東照宮までの143kmの日光街道を歩ききるチームと、街道沿いの魅力を体感しながら各所をまわる学び舎チームの二つに分かれて行いました。

毎年たくさんの方々にご参加頂き、今年で6年目を迎えるこのプロジェクト。今回は学生が企画・運営の段階から携わり、慣れないながらも周りの皆様にたくさん支えられながら歩き進めることができた5日間となりました。

【1日目】日本橋→草加(17km)

初日は、行軍チームと学び舎チーム合同で行い、30名以上の方にご参加頂きました。スタートにふさわしい、からっと晴れた青空の中、良いテンポで歩き進めます。途中、セミナーや歴史クイズ、スポーツゴミ拾い等をしながら、初対面の人とも打ち解け、暗くなってきた頃にはお互いに励まし合う姿がありました。無事に全員が草加にゴール!素晴らしいスタートを切りました。

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【2日目】草加→古河(43km)

1日目と打って変わって、過酷な40km超コース。朝からハイペースで歩かなければなりません。昨年リタイアしたメンバーもリベンジを目指して参加し、5人で古河を目指しました。しかし、20kmを越えたあたりから、メンバーの二人が足を痛めてひきずる姿も。それでもチームを想って「辛い」とは口に出さず、もくもくと歩き続け、見事リタイア者が出ることなくゴールできました。仲間への思いやり・助け合いを体感し、その大切さを改めて実感した1日でした。

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【3日目】古河→石橋(31km)

再スタートを切った3日目は新たな5人での行軍。なんと朝は小池さんが応援に駆け付けてくれました。この日も最高の天気に恵まれ、いよいよ栃木県へ突入します。周りの景色も段々と田んぼが増え、一歩進めば都会から田舎へと変わります。同時に、地域の方との交流も増え、出会った子どもたちが一緒に旗を持ちながら歩いてくれたり、すれ違った方から声をかけられたりと、疲れを感じながらも地域の元気が自分たちの笑顔になっていった一日でもありました。

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【4日目】石橋→今市(42km)

3日目まで疲労が溜まった体で、杉並木のあるアップダウンの激しい40㎞を越える行程。朝の冷え込みもきつく、5日間の中で一番つらい行程で、学生リーダーの大崎さんの足の腫れが悪化。痛みに耐えながらも、3人で声を掛け合い必死にペースをキープしました。そんな中、トラックの運転手さんが話しかけてくれたり、コンビニのおばちゃんがバナナをくれたり、地域のつながり・あたたかさを身にしみて感じながら、真っ暗闇の杉並木を抜け今市到着!ついに4日目という山を乗り越えました。

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【5日目】今市→日光東照宮(10km)

いよいよゴールは目の前!最後の1日も素晴らしい青空に恵まれ、意気揚々と歩きだします。杉並木とおいしい空気に囲まれながら、東照宮までの143kmの道のりを踏破した学生の大崎さんと安藤さんを筆頭に、ゴールイン。歩ききった達成感、そして迎えてくれる存在がいる喜び。「辛い時“だからこそ”、仲間を想って支え合うことの難しさ・素晴らしさを体感できた」「チームプレーや人とのつながりとは何か、身をもって学ぶことができた」との感想を頂きました。

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今まで以上に、地域とのつながりを生かし、実践し、そして体感することのできた企画になりました。

 

2014-01-09 | Posted in Good job プロジェクトNo Comments » 

 

日光街道まるっと学び舎プロジェクト 無事終了!

このプロジェクトは、日本橋から栃木の日光東照宮までの143kmの日光街道を歩ききるチームと、街道沿いの魅力を体感しながら各所をまわる学び舎チームの二つに分かれて行いました。学び舎チームのレポートをしていきたいと思います!

 

【1日目】11/16(土)

学び舎として、まずは十思公園での歴史クイズやペアワークを実践。仲間とコミュニケーションを取りながら地域の歴史について学びました。また、浅草では『没落先進国、キューバを日本が手本にしたいわけ』などの著者である吉田太郎氏を講師として招き、お金にとらわれない豊かさとは何か、を考えました。キューバにある、つながりを大切にする心の豊かさを通して、日本がこれから目指すべき姿やコミュニティのあり方について、人と人とのつながりの大切さについて考えさせられました。

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また、荒川土手では“スポーツゴミ拾い”を実践。チームに分かれてスポーツ感覚でできるゴミ拾いを通して、参加者同士のコミュニケーションが増え、チームワークを実感できた企画となりました。

 

【2日目】11/17(日)

アルパカファームの山崎さんの元を訪れ、畑で農作業体験を開催。一つの野菜ができあがるまでの一連の流れを体験し、実際に野菜を収穫。子どもたちとともに、日本の働くの原点である農作業を自ら実践し、立ち返る素敵な体験になりました。また、座禅を通して精神統一をした後は、春日部で地域をつなぐお茶屋“おづつみ園”さんを訪問。そのもてなしとお店のスピリットに、私たちが目指すべき地域の姿を感じました。

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【3日目】11/21(木)

古河のボランティアガイドの倉持さんと一緒に、街並を散策。町の至る所に残っている歴史の足跡をたどりました。また、お茶屋鈴木園さんでは、「自分が好きなものを売る」という社長から、自分たちが本当に好きなものだからこそお客様に伝えたい、という熱い想いが伝わってきました。また、野木神社にて、社会福祉施設のパステルさんとともに落ち葉掃きを行いました。普段なかなか話すことのない障がい者の方との交流はとても新鮮で、一緒に清掃を行い、終わった後にはそれぞれがお礼のプレゼントを用意していた姿に、お互いを思いやる気持ちを感じました。

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【4日目】11/22(金)

障がい者の方が馬の世話等を通して、訓練している施設ピルエットを訪問。世話などをしている中で、はたらく意欲が上がったり、馬の糞尿からつくられる肥料を使った農作業体験をしたりと、馬との生活の中で施設の方が成長している様子を見学しました。また宇都宮オリオン通り商店街を活性化させたY’s Teaネットワークの根本社長にお話を伺いました。人々を元気にできるものは何かを考え抜いた上に出てきた答えが、紅茶だったという根本社長の、紅茶に駆ける想いを通して、地域をひっぱる社長さんの力を目の当たりにしてきました。ぜひ、協会でも根本社長のような熱い想いで地域を引っ張っている方を目指して活動していきたいです。

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【5日目】11/23(土)

今年は、今までの活動からできた日光とのつながりのおかげで、日光老舗名店会の皆様との試食会を行い、日光伝統の味を知り、地域の皆様と顔の見える商いを実践している様子を見学することもできました。また、東照宮では143kmを踏破した2人を盛大に迎え、直会にて表彰式を行いました。また、五日間の締めくくりとして、金谷ホテルベーカリーの申橋社長にご講演頂きました。地域の魅力を活かしながら、伝統の味を守り続ける経営。そして常に変化しながらもCSR等時代の先を行く姿に、これからの地域に根ざす企業のあり方を学びました。

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“地域”“つながり”をキーワードに、日本の働く原点について深く考えさせられた五日間となりました。

2014-01-09 | Posted in Good job プロジェクトNo Comments » 

 

日光にご挨拶に行ってきました!

8月23日に、日光街道まるっと学びやプロジェクトでお世話になっている、金谷ホテルベーカリーさん・小林室長と湯沢屋の高村社長にご挨拶に伺ってきました!
それというのも、なんと今年は、グリーンフェスに金谷ホテルベーカリーさんにも出展頂けることになったのです!
本当にうれしい限りです。

東武日光駅を出て向かいの、金谷ホテルベーカリーさんのカフェ・ラ・セゾンで打合せ。
カフェおすすめのビーフカレーを美味しくいただきながら、グリーンフェスや日光まちあるき寺子屋のお話を進めました。なかなか味わえない、「本物の味」。

今年は春日部庄和公園で、140年の歴史が詰まった伝統のパンを、ぜひ味わいましょう!

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小林室長との打合せの後、日光老舗名店会の「湯沢屋」さんへ。
6年目を迎える日光イベント。今年は、昨年までに加えて、日光老舗名店会としてもご協力いただけるとのこと。本当にありがとうございます。地域の皆さまとのつながりが少しずつ強まってきました。今年のイベントでは、参加者の皆さまが、地域とのつながり【地縁】を持てるように企画していきます。
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湯沢屋さんから駅へ向かう途中にも歴史が垣間見えます。

東武日光駅から、東照宮までの坂道に、こんな柱がたくさん並んでいるのです…が!その中で、このように龍が着いているのは1つだけ(反対側もセットで)。ここから上が、昔から「日光」と呼ばれてきたところなのだそうです。今は合併して大きくなった日光市ですが、このように歴史は残っているのですね。
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打合せのあと、湯沢屋さんからいただいた「鉢石」を味わいながら帰路へ。
「鉢石;はついし」は、豆乳水羊羹のお菓子です。湯沢屋さんの二軒お隣にある、日光湯波海老屋にて造られる搾りたての豆乳と、湯沢屋さん特製の小豆の水羊羹を流し、きれいな二層に仕上げられたコラボレーション商品です。湯沢屋さんのおいしい餡の味に、みんなにこにこ。帰り道が楽しくなりました!湯沢屋さん、本当にありがとうございました!
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小林室長、高村社長、本当にありがとうございました!
どうぞよろしくお願いいたします。

 

おかげさま市場 第二弾!in 苅部農園 [おかげさま市場]

5月のおかげさま市場 in YOKOHAMAに続いて、横浜磯子区にお住まいの苅部さんの農園で、第二回のおかげさま市場を開催しました。
苅部さんの農園にあったのは、ひっそりとたたずむ古民家!そして竹林!どうにかして、農園の魅力を味わいながら、おいしい野菜や自然のものを満喫できるおかげさま市場にできないか…。
そこで、今回は竹や野菜や畑を活かした仕掛けを創りました。準備から当日の様子までを詳しく紹介したいと思います!

学生と竹

①まずは、竹。学生が事前の準備から携わり、竹を使って楽しめるように頑張りました!竹を切り出し枝を切る。そこから、竹をぱっくり半分に割って、中の節を取る。そうして、いすと流しそうめんの竹が完成しました!暑い中、蚊の攻撃を受けながらも頑張ってくれた学生の皆さんに感謝です!

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②苅部さんがお手製の紙芝居で野菜の穫り方を説明。しっかりその説明を聞いて、みんなでナスとトマトの収穫へ向かいます。びっくりするくらい大きなトマトに、みんな大興奮で、楽しく収穫ができました。

石井社長

石井社長がアイスコーヒーを淹れに来てくださいました!

 

 

③お待ちかねのバーベキューへ。

とれたての野菜と、前田牧場さんのおいしい牛肉に箸が進みます。参加者の皆さんからの差し入れで、新鮮な魚介類や笹かまぼこ、おいしいワイン・お酒が揃って、わいわいがやがやと会が盛り上がりました。

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大塚さんからの持ち寄り。このワインを買うと寄付になる!

476④京谷さんによる「マリンバ×古民家」の演奏!少しずつ夜が更けていく静かな森に囲まれながら、みんなでマリンバの音を堪能しました。トトロテーマ曲の「風の通り道」や、菊次郎と咲の「サマー」など、夏の森にぴったりの曲に皆さん大喝采でした。

 

 494⑤手作り流しそうめん!
649学生たちが頑張ってつくった竹の上を、そうめんがサーっと流れていった時には、お子さんも学生も、もちろん大人も大興奮!みんなで竹を囲んで、そうめんを取ろうと必死になりながら楽しみました。

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こうして、あっという間におかげさま市場 in 苅部農園は過ぎていきました。この会の準備を手伝ってくれた学生の皆さん、そして苅部さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

 

突撃!地域でかがやく、はたらく力 〜今井かまぼこさん〜[おかげさま市場つながりインタビュー]

〜地域とのつながりをつくる:商店街でかまぼこと生きる 「今井かまぼこ」さん〜

五月に開催した「おかげさま市場 in YOKOHAMA」で、私たちはたくさんのご縁に恵まれ、横浜農業を盛り上げよう!という志高い仲間に出会いました。今号から、そんなカッコいい大人の皆さまに突撃インタビューをしていきたいと思います。

今井かまぼこさん

第一弾は、5月に開催したおかげさま市場 in YOKOHAMAで出店してくださった横浜のブースの一つ、今井かまぼこさんです!

今井かまぼこさんは、地元横浜の藤棚商店街で、地域の方から愛されているお店です。いつも買いにきてくれるおばあちゃんがいたり、おしゃべりしていくおじいちゃんがいたり。

横浜で地域のものを使っておいしいものをつくる。横浜の新鮮でおいしい野菜を知ってもらう。売り手の顔を見て、安全な食べ物を選ぶ。そんなこだわりを持つ人をつなぎたい。
そんな想いを通して、今井かまぼこさんと私たちとのつながりが生まれました。

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今井さんは、さつま揚げには、自分たちが一番おいしいと思う食材を使っています。お魚は北海道のとれたてを、野菜は横浜のとれたてを。自分たちの手でつくるからこそ、仕入先の漁師さんや農家さんとも直接つながりがあります。

横浜のお野菜を使うようになったのは、わりと最近なのだそうで、私たちがマルシェで販売させていただいた、横浜の永島農園さんのしいたけがその一つです。
「横浜にもこんなにおいしいしいたけがあるんだ!」と知って、もっと横浜のおいしい野菜を、さつま揚げに使いたい、そう思うようになったのだとか。それ以来、「こんなにおいしいしいたけがあるよ!」「横浜の野菜を入れたらこんなにうまいさつま揚げができたよ!」と周りに伝えるのが、楽しい。自分がおいしいと思うものを、もっと周りに広めていきたい、そう思うようになったそうです。

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おいしいさつま揚げの秘密は、もちろん作り方と材料へのこだわり。ですがここにもう一つおもしろいポイントがありました。
「全国のさつま揚げを食べ歩いたんです。どこで食べても同じ味のさつま揚げ。全国をまわる中で、そんなのつまらないなって気づいたんです。“今井かまぼこのさつま揚げ”を作りたいと思いました」

そんな今井さんは、さつま揚げを作りながらこんなことを考えているといいます。
「食べる最初の一口を想像してつくってます。その一口目で、絶妙なバランスで、さつま揚げのうまさを味わってもらいたいんです」

 

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そう語る今井さんの今の目標は何でしょうか。
「商店街を“接点”にすること。商店街は、人と人、店と店、グループとグループ、さまざまなモノ・コトの接点になることができる。それが結果的に何かにつながればそれでいい。横浜のたくさんの魅力に気づいている自分がいるのだから、それは伝えていくべきだし、何より自分の好きなものを伝える、このことが単純に楽しいんです」

自分の好きなものだから伝えたい。伝えることが楽しい。そう語る今井さんは、誰よりも輝いて見えました。
これからも、地元のおいしい野菜と、今井さんならではのつながりを生かした、“今井かまぼこのさつま揚げ”をたくさん伝えていきたいと思います。

 

 

 

 

おかげさま市場 in YOKOHAMA

5/25(土)に、横浜の栄区で、おかげさま市場を開催しました。
会場は、横浜のCSR企業として有名な石井造園株式会社さんです。

都市農業が盛んな横浜。

「農からひろがる地域の笑顔」をコンセプトに、
「農家さんを応援し、地域のコミュニケーションの場をつくりたい。
皆の仕事の成果としてモノを持ち寄り、地域の方たちへ提供して、
互いに情報交換する場をつくりたい。」
そんな思いで、石井造園さんやOpen Up’sとともに準備を進めました。
当日、朝。スタッフが集まり、テント組み立て開始!
学生のボランティアの皆さんも手伝ってくれました。
開始時刻である11時近くになると、段々と近所の方々が集まってきました。
太陽も照ってきて、いよいよイベントがスタート!
今回のマルシェのテーマは、「農から広がる地域の笑顔」。各ブース、お客さんで溢れます。

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お越しくださったおばあちゃんにお話を聞いてみると、
「今日のようなイベントがあって良かった、来て楽しい」
「色んな若い人たちと話せたので、また来年もやってほしい」と答えてくれました。
また、「チラシを見てきたよ」「近くで楽しそうだったのを見てきたよ」と、
事前のチラシ配りや石井造園さんの広報のおかげで、人の輪が大きく広まっていました。

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お野菜販売ブースでも、「これはどんな種類の野菜なの?」
「どういう風に調理するとおいしいの?」とお客さんの質問から会話が生まれ、
笑顔が生まれ、たくさんの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
売る側は、自分の自慢の品物を、自分の言葉でお客さんに伝える。
買う側は、売り手の顔を直に見ながら、安心して買うことができる。
みんなが笑顔になれる空間がそこにはあったと思います。
そしてこの日、たくさんのご縁ができました。
会場である栄区の尾仲区長、南部市場の再生に挑戦している瀧澤さん、
さらには8月に弊社のイベントを開催させて頂く農家の苅部さん!
その他にも、様々な方とのお金には代えられない大切なご縁という宝物です。
また、普段はなかなか声を出さない社員さんからも、自然発生的な「次もやろう!」との声。
お客さんと直接ふれあって、会話が生まれる。
そんな空間に、運営側である社員さんやスタッフの皆さんのやる気が高まって生まれた一言。
社員の喜びが、お客さんの喜びにつながる。ESの観点からも、本当に実りのあった一日でした。

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その地域で、その地域の人々と、一緒に笑顔を共有できる。
そんな素敵なマルシェになりました。
地域のつながりを笑顔につなげる。
これからも、地域の笑顔をたくさん見つけていきたいと思います。
みなさま、本当にありがとうございました!

2013-05-25 | Posted in Good job プロジェクトNo Comments » 

 

学生が発信 「幸せにはたらくというコト」

ミャンマーの人たちは、日本に住む自分たちより貧しいはずなのに、どうしてこんなに幸せそうなんだろう…?なんのためにはたらくんだろう…?

日本ES開発協会にて、そんな疑問を胸に、学生が集いました。

今回の講師は、もちろん学生。実際にラオス・ミャンマーを旅してきた若者たちです。

「はたらくって何だろう?」この大きな質問に、大人の皆さんも興味を抱き、会場はあふれんばかりとなりました。
ミャンマーで働く十代の若者に、「どうしてはたらくのか」という質問を投げかけました。

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家族のもとから離れて、都会(ヤンゴン)に働きに出る。働けるだけでも運がよく、
多くの若者が家族のもとに帰ること無く、働き詰めの生活を送ることになってしまう。家族には二度と会えない人も多い。

それなのに、彼らの答えは「家族のため」。

家族のために働いて、それでも家族には会うことができず、それでも働く。この環境に自分なら果たして耐えることはできるのだろうか、と思ってしまう。
家族の幸せのために働く。そのことが幸せ。だから家族に会えなくても、幸せのもとである家族のために働けることが幸せなのです。
学生二人のプレゼンの後は、学生と大人の皆さんがみんなで混ざって、「ワールドカフェ」というワークショップを行いました。
これは、横浜開港150周年のときのイベント「Y150」で、1000人規模でも行われたものです。

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席替えを繰り返して、いろいろな人と、意見やアイデアを交換し合う。
ひとつ前のテーブルで話したことを、次のメンバーと共有することで、より多彩な意見に触れることができます。

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実際に大人の皆さんと一緒に話してみて、学生は「社会ではたらく」ということを、
自分事として考えることができました。

 

今回の講師、学生の瀬戸山さんと大崎さん。
三月にラオス・ミャンマーを旅してきたお二人です。

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会場の準備や、ワークショップ、懇親会の食事、これらほとんどを学生が担当しました。
懇親会では、学生も大人も、好きなことをお互いに聞きあって、非常に貴重な時間となりました。

こんなにもたくさんの学生が来てくれたこと、
「大人と話すことができて、本当に良い経験になった」
「自分のやりたいことについて、”はたらく”という視点を持ってみつめることができた」
たくさんの感想を頂いて、私たちも多くのことを学びました。

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最後まで一緒に頑張ってくれた学生のみんな、ありがとうございました!
おいしいパッタイとお好み焼きは、忘れらせません!

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仲間とともに歩む 143kmの道のり [日光街道まるっと学び舎プロジェクト]

日本ES開発協会のイベント、12月9日(日)
『太陽の下の寺子屋on日光街道』最終日を無事向かえることができました。

日曜日にも関わらず、横浜・東京を早朝から出発し、
大沢までお越しいただいた方々、ありがとうございました。

最終日は、17kmの山道を日光東照宮まで全員で歩ききり、ご祈祷、直会を行います。

また、本イベントのみならず、本協会で1年間かけて開催してきた
Good job プロジェクトの趣旨である「日本の未来の“働く”を考える」を体現し、
ESを推進してきた方々へのお礼も込めて、表彰式を執り行いました。

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今回の表彰式は、地元の100年企業、金谷ホテルベーカリーさんにも
特別賞のプレゼンターとしてお越しいただくことができました。
5年間通して、地元の企業さんにも本協会の趣旨に共感していただいた瞬間でした!

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17kmの道のりとはいえ、ハイペースで山登りをする本プログラムでは、
全員で達成感と仲間の大切さを再認識できる貴重な日となりました!

日光名物杉並木では、みんな観光気分で話も弾んでいましたが、
日光駅に着いたころには、途中雪が降ったこともあり、疲れと寒さで、本イベントの過酷さを実感されているようでした。
しかし、お昼休憩をした後、東武日光駅での清掃ボランティア活動。
例年の活動が実ったのか、5年間で初めて、日光観光協会の方がお写真を撮りにきてくださいました。

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清掃活動も終了し、いよいよ神橋を越え、東照宮にゴール!今年は見事4名の方が143kmを完歩!
本イベントを12月に開催したのは初めてであり、例年よりも寒さが厳しかったにも関わらず、
泣き言を一切吐かない4名の方に、全員がハイタッチ、ハグをして感動を分かち合うことができました。

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ここで問題!人間と動物の違いは何か?!

その答えは、動物は目の前の「モノ」に対してしか行動することはできず、
人間は、眼には見えない「コト」に対して行動することができる、そこに大きな差異があります。
例えば、動物は目の前のエサをもらうためにお手をしますが、モノをもらえなければ行動することはありません。
それに対して人間は、本イベントでいえば、
受験をするお子さんが合格するために願掛けをし、ねんざで足を負傷し、
両手のストックに体を授けながら143km達成するという思いでゴールまで駆け抜けた参加者の姿が
まさしくコトに対して行動する、人間にしかできないことだといえます。

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このように今後企業も、一人では遂行することができないことを生み出し、
創りだしていくためには、新たな仲間をつくり、新たなことを試していくことで、未来を創っていけるなのだと思います。

証拠に、143km達成した方々から、「一人では達成できなかった!」や「周囲の応援の声が力になり、
仕事に置き換えると、普段職場で支えてくれる人がいるということを再認識した!」という感想をいただきました。

本協会としてもこの感動を分かち合う「場」をつくる本イベントを来年以降も継続していきたいと思います。
最後に、年末のお忙しい中、ご協力いただいた多くの企業様、
またご参加いただきましたみなさま本当にありがとうございました。

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このイベントを通してできた絆を、また来年の新年会(1月11日)にて
深められればと思いますので、是非お越しいただければと思います。

今後とも日本ES開発協会をよろしくお願い致します。