ローカルではたらく

【アルパカファームの日常 -農とつながる私たちの暮らし- 】

埼玉県越谷市にある広大な畑の一つ、アルパカファーム。

この畑は当協会にとって毎シーズンごとの新鮮な季節野菜を収穫するための場所としてだけでなく、

同時に農と学生たちをつなげるための大切な場所。

 

12046737_1078796275466179_7844652256778518250_n ←楽しそうに作業を行なっている学生インターン生

 

小学時代以降、農業の体験機会が少ないためか、

初めての農作業に戸惑いながらも、最後は笑顔で「また体験したい」と言われるほど、

魅力溢れる畑として当協会の大切な活動拠点として役割を果たしてくれています。特に畑の土壌作りや種まきなど、

美味しい野菜作りには欠かせない作業の指導をしてくださるのは、

社労士を本業としながらも、農業を通して自然にふれあい、周りの人を幸せにできる素敵な方、小池さん。

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→ 仲良く作業している当協会メンバー 瀬戸山と学生インターン

 

10 398 ←小池さんが収穫の仕方を教えている風景

 

その魅力はインターン女子高生のハートを仕留めるほど(笑)。

農作業を通じて、日々当たり前のように食べている野菜ひとつひとつの

ありがたみを知ることができることは勿論、

手間をかけて一つの野菜を作ることの楽しさを深く感じることができます。

12743891_994368267316138_6626742833549893212_n (1) ←小池さんの指導の下頑張っている高校インターン生

 

それは日常の仕事の疲れやストレスを癒してくれる、いわゆるセラピー効果をもたらしてくれるのです。

皆さんもアルパカファームを訪れて、グリーンセラピーを体験してみませんか?

 

 

 

『レジリエンス』強化研修に挑戦!

先日行なった、軽トラ社労士・小池さんナビゲートによる
「畑を基点としたレジリエンス(しなやかな回復力)強化研修」というココロミ。

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●畑にて…土に触れ、土壌を耕し、作物を収穫。
●キッチンにて…収穫したものを自分たちの手で調理。
●地域に飛び出て…フィールドワーク

という3ステップの”体感”で、
心を整え、五感を刺激し、エネルギーを取り込み、”一歩踏み出す”力を養おう
というプログラムに、まずは私たち自身が取り組んでみました。

DSCN2122 ←まずはじゃがいもの収穫から。

DSCN2140 ←大きなじゃがいもがゴロゴロ!!

DSCN2141 ←次は冬野菜用の土に肥料を撒きます。

DSCN2145 ←その後、耕運機で土と肥料を混ぜ込みます。

DSCN2147 ←最後に夏野菜も収穫~!

体中を動かす畑作業はもちろん、
まっさらなところからレシピを考え暗黙のうちに
役割分担して短時間で組み立てる調理、
そして地域の人たちの手で創られ土地から生まれた魅力の詰まった場での楽しみ。

「個のレジリエンスを高め、それを組織全体のレジリエンス強化に繋げる」機会として、
とても効果的であることを実感する一日でした。

DSCN2153 ←調理もみんなで。

DSCN2158 ←おいしく頂きました!

そしてもう一つ感じたこと。
私は幼虫系がとにかく苦手で見るのも嫌で、
これまではそれを理由に頑なに畑作業を拒んで来ました。
でも、弊社農園部メンバーの姿や存在に心が軟化し、
場を共にすることで、「虫嫌いでもできる作業がある」ことを知り、畑に行けるようになりました。
さらに今回は、裸足で土の上を歩けるように!

11128773_825340990889259_1578405645_n[1] ←裸足で歩いても全く問題ありませんでした!

そういう自身の変化や些細な”新たな一歩”に驚き、
「”存在する価値”が、人の変化を促す」という意味を実感し、
農園部の存在にとても感謝しています。

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畑、という場から、日々の生活で鈍りがちな
五感を刺激し人間本来の力を呼び起こす「個と組織のレジリエンス強化研修」
ぜひこれから多くの方に体感していただきたいと考えています!

 

7/26 アルパカファーム開墾の第一歩!

7/26(日)に、当協会で耕しているアルパカファームへ。
今回は、いつもご指導頂いている小池さんにもご一緒してもらい、荒れた畑を開墾です。

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今回耕すことにしたのは、夏野菜を植えている畑の反対側にある畑。
こちらに、冬野菜を植えたいと考えています!!

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が、長年そのままになっていた土の表面はカチカチ。
普段使っている方の畑の土もまだふわっとなっていないのですが、
こちらはクワでも歯が立ちません…!

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耕運機を使って一気に!

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この真夏の暑さもあり、進んだのは6分の1ほど。
道のりは長い…。

 

さて、疲れを癒しに夏野菜のある畑へ。
日光イベントの際に植えた枝豆ととうもろこしがいい感じに!

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↑ 生でガブリっ!!!うま~い!

畑で枝豆、疲れた体、額に流れる汗…
といえば!

やっぱりその場で美味しく頂くのが一番!ですよね~

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これが自分たちで野菜を育てる醍醐味でもあると思います。
大地の恵をたくさん頂きました。

いつかもっともっとたくさんの人たちと農業体験ができるような場を創っていきたいなあ!

冬野菜のためにも、新しい畑の開墾頑張りたいと思います!!

 

7/19 畑で耕す→収穫→実食の体験型研修!!

いつもアルパカファームでご指導頂いている小池さんの畑に農業研修へ!

農作業には、園芸療法といって、心も体も癒してくれる効果があるのだそうです。

見渡す限り緑の世界へ。

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↑ なんだか日光が思い出されますね!

まずはじゃがいもの収穫から。
2月くらいに植えるじゃがいもは、この時期に大きくなって根が枯れて、掘り出すとごろごろ出てきます。

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裸足でも気持ちのいい土。アルパカとは違ってふっかふかです。

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キタアカリと男爵を収穫!
本当に掘っても掘っても出てくる出てくる!

 

お次は冬野菜用の畑に肥料を入れて耕します。
耕運機もお手の物な本土くん。指導もしてくれました。

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そして、夏野菜の収穫!
きゅうりが大きく実っていて、採り応えがありました。
なすやトマト、ししとうも。

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そして最後は期待の!スイカ!!
小池さんの畑でも初のこころみだそうです。
持ってみると….

ずっしり!!!重いんです!

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畑でしっかりと汗をかいた後は、小池さんのお宅にお邪魔して新鮮な野菜を調理。
きゅうりは浅漬けに。ナスは素焼きに。じゃがいもはバター醤油で!

 

うまい。

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添加物ゼロの揚げたてポテトチップスも、最高です。

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やはり、うまい。

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自分たちで植えて、自分たちで育てて、自分たちで収穫して、自分たちで調理して、自分たちで食べる。

やっぱり、この自然とのつながりに力をもらいます。
日本の古くからある、はたらくの原点である農業。

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持続させ、発展させていきたいと思います!

小池さん、ご家族の皆さん、ありがとうございました!!!

 

6/20 浅草ゲートカフェ第2弾を開催!

6月20日、浅草寺の裏側にある外国人向けゲストハウス:カオサン東京オリガミ店の前にて、
浅草ゲートカフェの第2弾を開催致しました!
(第一回目の記事はコチラ!)

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今回のラインナップはこちら!

★有機栽培のじゃがいもを使った「ビシソワーズ:じゃがいもの冷製スープ」
★栄養満点の野菜、明日葉を使った「グリーンスムージー」
★横浜青葉区の地域名産お菓子「シフォンケーキ&ココフラン」

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以上の3つを販売しました。

ゲートカフェのコンセプトは「浅草とローカルを農で結う」。

実は、ビシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)はアルパカで採れたジャガイモと、小池さんの畑で採れた玉ねぎを使用。つまり!完全無農薬のオーガニックスープです。体にも優しいこのスープ、最初は皆さんびっくりして見ていたようですが、一口飲んでみると旨い!と大好評。

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自分たちの手で育てたジャガイモが、今やっとカタチになり、皆さんに味わってもらえるように。感無量です…!
また、今回も学生陣が頑張ってくれました! 外国人観光客の方にぺらぺらと英語で説明をしてくれた本土くんや、前日の下準備からコツコツ手伝ってくれた中野さん、当日も1日がかりでテキパキこなしてくれた中江さん、デザインの吉富さん、そして一生懸命売り子をしてくれたひなちゃん。 もちろん学生の皆さんだけではなく、いつもお世話になっている皆さんも続々とマルシェに顔を出してくださり、終盤は大盛り上がりでした。本当にありがとうございます。

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たくさんの若い力に助けられ、無事に終わった2回目。
次回は何を出そうかな?!(→次回七夕まつりの記事はコチラ!)

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皆さんありがとうございました!

 

7/4~5 カッパ橋七夕まつりに出店!

《下町七夕まつりに出店!浅草ゲートカフェ 3rd・完売御礼!》

7/4(土)〜5(日)に合羽橋商店街にて行われた下町七夕まつりに、
浅草ゲートカフェとして出店して参りました!

第1回目 5/ 1 →コチラ
第2回目 6/20→コチラ

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今回は、自分たちで育てたじゃがいもを最大限に生かしたものをつくろう!
ということで、いつもお世話になっている小池さんの地元
栃木県佐野の名物「いもフライ」を再現。
試作を何度も繰り返し、衣のふわっと感を出そうと頑張りました。

11721434_742024942594539_132775295_n  ←こちらが佐野名物のいもフライ!

11717009_742024895927877_2146498775_n ←試作の様子。

 

また、夏にぴったり生のフルーツを使った「デトックスサイダー」も同時に販売。
こちらは、アルパカファームのオーナーの山崎さんの畑で採れた
ミントやブルーベリーも一緒に使用。

夏バテ予防やリラックス効果のあるフルーツをそのまま使うことで、
よりおいしく効果的に体に取り入れられるという
デトックスウォーターからアイデアをもらいました。

11694252_742024982594535_1779691584_n ←吉富さんによる看板デザインが人気!

 

当日は二日間とも雨模様。お客さんの入りがなかなか読めず
おイモも立ち往生していたのですが
…なんと、お昼時からいもフライが大人気!
なんとあっという間に2日間とも完売でした。
無農薬で体に優しいおイモということで、
女性の方やお子さん連れの方も多くいらっしゃいました。

そして嬉しかったのは、リピーターの方がいたこと!
一度買って美味しかったからまた来たよ
という方がたくさんいて、とても励みになりました
!!!

11713522_819144741508884_570423744_n ←「おいしかった」と再び来てくれた方も。

また、普段お世話になっている地域の方や、浅草近辺にお住いの方、
そして前回(6/20)のゲートカフェにお越しいただいた方が声をかけてくださったり、
また来るよ!と言ってくださったり。

下町の方から見れば私たちはまだまだ”よそ者”ですが、
それでもこの七夕まつりをきっかけにして、
地域とのつながりが少しでも強まったように感じます。
ゲートカフェが根付いていくための一歩、嬉しいです!

11292021_819144721508886_537169985_n ←最後の一杯をお客様とともに。

さらに、今回は前回以上にたくさんの方が関わってくださり、
当日も一緒に販売のお手伝いをしてくれたり、
デザインをしてくれたり、地域の方とお話ししてくれたり…と、
見えないところでも多くの方の力に支えられて、
無事に終了することができました。

特に、農業指導とじゃがいもを持ってきてくださった小池さん、
当日お手伝い頂いた志村さん、矢尾板さん、安藤さん、
学生の本土くん、デザイナーの吉富さん、
後藤さん、藤田さん、そしてひなちゃん。

本当にありがとうございました。
そしていつも事務所で応援してくださっている皆さん、ありがとうございました!

 

 

コミュニティ通貨「ワーク」の取り組み

コミュニティ通貨「ワーク」~自分たちが歩き進む地域との接点をつくる。

8年前の当イベント立ち上げ時から、
「日光街道沿いを舞台に地域通貨をできたらいいね」とメンバーでよく話していました。

ES施策でも”ありがとうカード”というのがありますが、
この地域への関わりを通して、いいね!やありがとう!の気持ちを見える化し、
私たちのコミュニティの中を循環して行くツール、
「ワーク」というコミュニティ通貨を今回、新たに導入しました。

ワーク ←オレンジ色のカードが5ワーク!

DSCN1821 ←こんな感じで品物と交換できる通貨になります

 

このココロミにご協力くださったのが、
草加の老舗煎餅屋さん「いけだ屋」さん(23日)。
http://www.soka-senbei.jp/

DSCN1822 ←実際に使っている様子

DSCN1828 ←地域通貨としての役割を体感!

 

そして、金谷ホテルベーカリーさん(30日)です。
http://www.kanayahotelbakery.co.jp/

DSCN2035 ←今市駅からすぐの道の駅の直売所にお邪魔しました

DSCN2039 ←一気に大賑わい!

 

ユニフォーム持参のお礼として渡したワークや、
互いの感謝・ねぎらいの証として渡し合うワークを、
地域から生まれた価値あるものと交換することができます。

IMG_2652 ←おせんべいを手にご満悦。

0529.30 705 ←お買い物も楽しくなります

 

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

 

ソーシャルアクション for 2020:オリンピックに向けて今からできることは?

【ソーシャルアクション for 2020】

オリンピックに向けの「ソーシャルアクション2020」開催!
皆でダイアログ。2020年の私たちの地域、社会はどうなっているのでしょうか?オリンピック後のあなたは、一体なにに情熱を傾けて日々過ごしていますか?

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解決すべき社会課題は?をベースに

①オリンピック×あなたの街
②2020年 日本はどうなる?
③ここにいる仲間と課題解決にむけてどんなコラボができる?

と、ワールドカフェ形式で進行。

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話は広がり、地域の魅力づくり、異世代の融和、介護などなど面白い話がたくさん聞けました。

 

5/1 浅草ゲートカフェ:ゲストハウス前で開催!!

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浅草ゲートカフェ開催!

浅草寺からすぐのところにあるゲストハウス、カオサン東京オリガミ店前にて、浅草ゲートカフェを開催しました!

しおり マルシェ写真n

テーマは《浅草とローカルを農で結う》
ご縁・つながりのある農家さんから直接仕入れた野菜・果物、それらを使ったスムージーが大好評!でした。更に、横浜で地元の漁師さんと農家さんの素材でつくるこだわりの「かまぼこ」や「シフォンケーキ」も販売しました。

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場所柄、外国人観光客の方がたくさん!!スムージーやシフォンケーキは自国でも馴染みあるのか好評でした!「かまぼこ」は初めて口にする方がほとんどでしたが、皆さん興味深々。目を丸くして味わっていました。

カタコトの英語と身振り手振りでの販売でしたが、「外国人の方には積極的に声をかけてみてください!」とカオサンの方にアドバイスをいただいていたので、とにかく笑顔と声掛け頑張りました!

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「笑顔」と「ありがとう(Thank you)」は世界共通です。難しい説明は小保内さんが用意してくれた商品説明のポップを指させばOK!なんとかなるなる(笑)!

今回はテストマーケティングを兼ねての開催でしたが、色々な発見がありました。売り方、商品の説明に必要な内容、その場所で売れる商品とは何か?など。きっとマーケティングの本を読んでもわからない、実際にやってみて初めて見えてきたこと。とても勉強になりましたが、それ以上に本当に楽しい1日でした!

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次回は、6月20日に予定しています。
次回は、弊会のアルパカファームで収穫した野菜を使ったスムージーを販売する予定です。
学生たちと作った野菜たち。分業と効率の社会のなか、働くことが味気なくなってきてしまいました。
自分でつくり、自分で加工し、そしてお客さんに自分たちの思いを届ける。
本来の日本の美意識である傍を楽にする文化を学生の皆さんや海外からのインターンの学生と共に伝えていきたいと思っています。

 

最後に。
今回「カオサン」のみなさんには、スペースを提供していただいたうえ設営や、お客様とのやりとりなどたくさんたくさんご協力いただき本当にありがとうございました。

 

地方の農家さんも参戦!『おかげさんマルシェ』

地方の農家さんも参戦!おかげさんマルシェ

“地元”だけでなく“地方”で想いをもってはたらく大人もカッコいい。

今回のグリーンフェスでは、直接お野菜や果物を販売するマルシェも同時開催!
5ブースの地方の農家さんや八百屋さんにも出店していただきました。

★長野県の㈱葉物屋さんの有機性微生物を活用した絶品リンゴ
★新潟県の若手農家集団good rice fieldさんのお米とキノコ汁
★神奈川県の農業支援団体Open Up’sさんの湘南野菜をふんだんに使ったカレー鍋
★長野県の㈱月夜原農園さんの有機栽培のお野菜
★岩手県いきいき農場さんの雪国ならではの珍しいお野菜

などなど地域の自慢が大集合。

4 ← 美味しいリンゴが大人気!

DSC_9142 トリミング 補正 ← 新潟のお米ときのこ汁!

DSC_9114 トリミング ← 湘南の葉物野菜も!

その他にも地域の新鮮な野菜やこだわりのご当地料理など、
珍しい商品の数々に大人から子供まで、目を輝かせて舌鼓。
自ら育てた農作物を直接消費者に届けらる喜びを感じ、
楽しそうにはたらくその姿は、まさにカッコよくはたらく大人そのものでした。

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