はたらく力増量計画

「子供の町チャリティフェスティバル」が7月8日に行われます

春日部ふれあいキューブにて、「子供の町チャリティフェスティバル」が行われます。

このイベントは、「もっと知ろう 児童養護施設」をテーマに埼玉県オレンジリボンキャンペーンの一環として開催されるものです。
そして、69年前に設立された児童養護施設・子供の町(春日部市西親野井)を地域のみんなで応援しよう!ということで、市内のさまざまな団体・企業・店が集まり、”聴く・見る・遊ぶ・買う・食べる”とたくさんの楽しみが詰まった場を創りあげています。
0708

私たちJESも、ご縁あってお声がけいただき、運営に参画させていただいています。
当日は、「遊ぶ」エリアを担当。

●はたらく体験ラボ
:こどもたちのお仕事体験@ふれあいキューブ。今回は、「八百屋」「本屋」「おもちゃ屋」がオープン!
有機無農薬のお野菜販売や、絵本販売、そしてガチャガチャも!
にぎやかにおもてなし致します(^^♪
●あそび場
:当たればお菓子すくいができる「射的」、リアル「ミッケ」、折り紙など体験など、てづくり遊びコーナー

学生メンバーと共に、「はたらくとあそぶ」が融合した楽しい一日を創りあげたいと思います。
「子供の町チャリティフェスティバル」、皆さまのお越しをお待ちしています!
0708②

 

埼玉学園大学の皆さんがフィールドワークで浅草へ

いつもお世話になっている埼玉学園大学の柴田仁夫先生のゼミの皆さんが、ゼミ活動の一環で浅草へフィールドワークに来てくださいました。
33356329_1676299245793425_1674223619720347648_n
日頃、柴田先生のもとで経営やマーケティングについて学んでいる皆さん。
浅草、そして私たちの拠点である合羽橋道具街も含めた台東区は、下町風情や昔からの文化・慣習を残しつつ、外国人観光客の増加に伴って新しい動きも芽生えており、なかなか見ごたえのある商いエリアです。
そして何より、「はたらく」と「暮らし」が密接に重なり合う地域だからこそ、人と人のつながりや、仕事への誇り・気概があふれる地域でもあります。
今回の皆さんにもぜひそういった”下町らしさ”ある地域性や歴史・文化が折り重なったはたらくカタチを感じてもらえれば、と考えながら、チームに分かれて浅草~合羽橋をめぐりました。
saitamagakuen2
saitamagakuen4

 

合羽橋に到着してからは、JESの母体・有限会社人事・労務のメンバーもまじえて、説明&質問タイム。
”組織のワクワクをコンサルティングする”をコンセプトに、”未来のはたらく力を増やす”ために日々の人事・組織開発コンサルティングに取り組む有限会社人事・労務では、修己治人の精神で、自分たち自身が多様で創造的なはたらくカタチを実践しよう、ということで、個々のキャリアや働き方がさまざまです。
働く時間帯や形態もさまざまですし、組織に属しながらも自身でコミュニティを運営したり、有限会社人事・労務そのものも”コミュニティ経営”を実践しています。
そして、顧問として関わる中小企業の中にも、同様にダイバーシティやコミュニティ経営を推し進め、地域のつながりの基点として存在している会社が多くあります。
今回は数名のメンバーから、そういった自分たちのはたらくカタチやはたらく価値観について話をしてもらいました。
saitamagakuen5

「こういう中小企業があるんだ」「こういう働き方ができる時代になっているんだ」ということを学生の皆さんに少しでも感じていただき、将来のキャリアの選択肢の広がりにつながればと思います。
saitamagakuen1
フィールドワークの最後は、浅草でのお食事。
柴田先生のゼミは、一年生から四年生までが揃って学びの場を持っているので、このような機会から、「先輩・後輩の関わりかた」「食事の場でのふるまいかた」「授業中の話だけでは知れない多様な情報」など、社会人として生きて行くために大切な”知恵”を学ぶことができます。
saitamagakuen3

これってすごいこと!

学年を越えて、未来に向けた話をにぎやかに語り合う学生の皆さんの姿をみながら、とても頼もしくまぶしい気持ちで、会を終えることができました。
saitamagakuen

 

私たちも学びの多い一日となりました。
埼玉学園大学・柴田ゼミの皆さん、柴田先生、ありがとうございました。

 

「はたらくワクワク」を育む!はたラボ@春日部を開催

昨年からグリーンフェスで取り組んできた「はたラボ」。
今回から地域に飛び出し、つながりの基点として地域に価値を循環させている経営者の皆さんに協力いただいて、日光街道を舞台とした「はたラボ」を展開していくことになりました。

初回の協力企業は、お菓子の家「スワン」さんです。
春日部の梨など地のものをおいしく盛り込んだ甘いお菓子を”藤の牛島”駅近くのお店でつくり販売しています。
お菓子の家 スワン

お菓子屋さん(パティシエ)と言えば、いまも”子供が将来なりたい職業ランキング”では必ず上位にランクインする仕事です。
今回は、お菓子づくりが初めての子、やったことあります!と言う子、そして将来お菓子屋さんになりたいという子など、5名の皆さんが集まりました。

エプロンと三角巾で身支度を整えて、大学生のお姉さん(インターン生)の進行のもと、チェックイン(自己紹介・今の気持ちをひとこと)からスタートです!

DSC_1185
まずは、スワン石川社長から、お菓子のつくり方やポイントをご説明いただきました。
DSC_1218

そして、スタッフの方にもナビゲートいただきながら、プロの道具をつかってお菓子づくりスタート。

「参加してくれたみんながまた自分でお菓子をつくれるように」と、子どもたちがチャレンジしやい市販の材料を活用したメニューを準備してくださり、”ロールケーキ””クッキー””ゼリー”という三つのスイーツに取り組みました。

「なにか質問ありますか?」と問いかけても最初はもじもじしていた参加者の皆さん。

でも、しばらく経つと、自分から「やります」と手を挙げたり、一生懸命メモをとりながら石川社長に質問をしたり、どんどん参加する姿に変化がみられるようになりました。

約2時間の後、完成したお菓子たち。
DSC_1253

外のテラスでいただくお菓子のなんておいしいこと!
皆でもぐもぐと頬張りながら、スワン石川社長への質問タイムです。

DSC_1264
お菓子をつくる上での心がまえ、どういうおもいで普段お菓子づくりをしているのか、なぜスワンを始めたのか、などをお話いただきました。

「これから社会人になるまでの過程で、もし、ちょっと話をしたいな、ちょっと話を聴いてもらいたいな、ちょっと将来のことを考えたいな、そんな時が来たら、このスワンを思い出して、ぜひまた顔を出してください。」

学校ではなくお家でもない、地域のつながりの基点というサードプレイスだからこそ、これからの”ワクワクはたらく”の源がたくさん生まれています。
そして、このようなまちなかのサードブレイスにいる”カッコよくはたらく大人”の存在が、将来のはたらく上での選択肢を広げてくれるかもしれません。

子どもたちがこの場に身を置くことで、少しでも気持ちがほんわかしたり、前に進む勇気が出たり、そんな”まちなかの居場所”と出会えるような機会を、これからも創り出していきたいと思います。
DSC_1203
私たちの活動では、「経験学習」の手法を取り入れています。

体験してみてどうだったのか。体験する前と後とでどういう点が変化したのか。
そのような自分の心の動きと向き合いながら、体験した学び・気づきをこれからの生活に活かしていくこと。
そして、ここでの体験が、将来の「はたらく上での視野や選択肢」を広げる心の火種になること。

そんなことを考えながら、このはたラボをこれからも続けていきたいと思います。

 

多様なメンバーの重なりで彩り豊かな活動を

JES立ち上げから10年目を迎える今年は、”多様で創造的なはたらくカタチ”を押し進めるJESメンバーそれぞれの力を活かして新たなステージへ、ということで、新年会も彩り豊かな表現の場となりました。

はじまりは、からだにやさしいスイーツ&漢方茶で。
軽トラ社労士こと小池さん&薬剤師池野さんのコラボ。お漬物添え。 27849378_1535935263168365_237000685_n27999866_1535938429834715_1725186466_o

第二部のスタートでは、タモリさん登場。「笑って!いいとも!」 練習の成果はいかに!? 28208630_1544631578965400_772838302_o

活動のふりかえり動画は、シンガー・ソングライター池野さん(=薬剤師池野さん)の生歌で。 27901562_1535921313169760_464061774_o

テーブルには、縄文ファーム産お野菜を使った料理。瀬戸山農園長より紹介。
27845839_1456616051132275_1969987801_o

27950780_1535938269834731_837890965_o

学生チームの知恵の結晶「リアル脱出ゲーム新年会Ver.」のしきりは、高橋君。 直前まで準備がんばりました。 27946406_1535939303167961_1769900994_o28208127_1544629908965567_504319575_o

そして、”ES経営の啓もう・実践”に注力した方々の表彰では、この日がHappy Birthdayの清水さんが受賞。
学生・若手メンバーを温かく見守りサポートしてくださった清水さん。 27847752_1535936579834900_812992831_n

締めは、春日部のご縁をはじめ繋がりの基点・村田実行委員長から。 27946131_1535923243169567_2124310676_o
多様性はイノベーションの起点。
今年も、”はたらく力増量計画”推進のため、複雑な課題にも多様なメンバーと共に向き合いながら、日光街道を舞台にコトを押し進めていきたいと思います。

28217541_1544631855632039_841866221_o

 

ご縁をいただいている皆さんと共に、2018年新年会開催-2

新年会の第二部は、懇親を深める時間。

まずは、春日部と浅草をつなぐ縄文ファームの場をいただき、いつもお世話になっているおづつみ園・尾堤社長からご挨拶をいただき、皆で「かんぱい!」。
地域企業として、”日本で大切にしたい会社”として、ES経営を実践するおづつみ園さんには、今回ES推進賞をお渡しさせていただきました。
27946117_1535929816502243_287260963_o
にぎやかに時間が過ぎてゆく中、
27946265_1535943326500892_62836816_o
活動紹介のパートでは、日頃お力をいただいている皆さんからテーブルスピーチ。

”多様で創造的なはたらくカタチ”の実践者でもある903シティファーム推進協議会からは、矢尾板委員長と大竹農園の大竹さん。
27950364_1535939796501245_1641148953_o
越谷で子ども食堂を運営し、各地域の子ども食堂をつなぐ活動を推進するNPO地域こども包括支援センターの野口代表。
27999852_1535940243167867_855048825_o
初めて参加いただいた社会福祉士の中村さん。社労士分野・社会福祉士分野の協働はこれから不可欠ですね。
27989994_1535943316500893_2099813471_o
高橋君をはじめ学生たちとの縁をくださり、地域企業でのインターンも推し進めている埼玉学園大学・柴田先生。
27901538_1535943323167559_1463344172_o
児童養護施設や定時制高校等の若者たちの就労支援に取り組む、フェアスタートの永岡代表と平沼さん。
27901766_1535943313167560_526297839_o

さまざまなご縁のおかげで存在する「はたらく力増量計画」の活動。
27906257_1535925049836053_1733777652_o
そのご縁に感謝し、次世代の若者・子どもたちが希望や可能性を感じながら社会を歩んでいけるように”セキュアベース(心理的安全性がある場)”として役割を果たしていきたい。
JESの立ち上げから10年目を迎える今、改めて強く感じています。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

ご縁をいただいている皆さんと共に、2018年新年会開催-1

たちJESが取り組む「はたらく力増量計画」は、
・多様で創造的なはたらくカタチ(はたらく場・はたらき方)を創る
・はたらきづらさを抱える若者が社会を歩む可能性を広げる
・子どもたちの”ワクワクはたらく”根っこを育む
という三点に関わる活動です。

それらの活動の場づくりにおいては、ES経営を実践する地域企業の皆さんや、福祉分野の団体や大学・高校等の学校、そして”はたらく”に関わる専門家の皆さんに多くのご支援とご縁の力をいただいています。

今回の新年会では、そのようなつながりある皆さんにご参加いただき、晴れやかなひとときを過ごしました。
全体

まずは新年のインプット、ということで、アナリスト・野田聖二先生のミニ講義。
『資本主義の崩壊』という衝撃的なタイトルの本を出版されたばかりの野田先生ですが、今回は、エントロピー増大の法則やハイポニカ理論から捉える働き方改革の本質、というテーマでお話をいただき、「ESなくして働き方改革なし」という私たちのおもいとも重なり、非常に学びの多いひとときとなりました。
27907205_1535937489834809_2075125706_o

実は、生物・自然・宇宙など右脳的な側面も盛り込んでお話を展開している野田先生。
そのご縁を機に社内に”アクアポニクス”を取り入れた矢萩会長からは、AIやIoTをうまく取り込み人として発揮する力を拡張しながら、人間本来の創造的なはたらきを実践していこうというお話がありました。

そして、顧問の影山摩子弥先生(横浜市立大)。
「お互いの配慮・思いやりが職場の心理的安全性を高める。そのおぜん立てをするのが社労士をはじめとする”はたらく”に関わる専門家であり、JESはその役割を担っている」
ということで、メンバー一同深くうなずきながらその言葉を受け止めたのでした。
28208191_1544631118965446_1683968257_o

 

<日本大学キャリアデザイン講座にて>新しいはたらくカタチを知るということ

日本大学の一年生向けに、キャリアデザイン講座でお話をさせていただきました。

法学部の谷田部先生とのご縁で、毎年機会をいただいているこの講座。
今回は、未来の新しいはたらくカタチをつくるためにまずは「知る」ことが大事、ということで、昨今言われている「シンギュラリティ」の話、「AIに取って代わられるかもしれないシゴト」の話、そして「組織も個も輝くはたらくカタチを実践している中小企業」の紹介をしながら、ダイアログを織り交ぜて講義を進めました。
nitidai

この講座をやらせていただく際は毎回、日頃お付き合いさせていただいている経営者の皆さんの顔を思い浮かべながら、「中小企業ではたらく魅力」を存分に伝えるようにしています。
まだまだ安定志向・大企業志向・公務員志向が強い中で、「子育てなどの事情に寄り添った人事施策を導入している会社」「時間や場所に縛られずにクリエイティブなはたらき方を実践できる会社」などの存在を伝えると、学生の皆さんからは「そういう中小企業があることを初めて知った」「中小企業ではたらく方が自分に合っている気がする」「どうすればこういった会社と出会えるのか」などの声が挙がってきます。

どうすればこのような学生たちと中小企業をつなげることができるのか?つながる場をつくれるのか?知る機会をつくれるのか?
就活のカタチが変容しているとは言え、まだまだクリアできないこの課題。

少しでも「知る」ことで視野を大きくし、これから先の学生生活でインプットする情報の幅を広げて欲しいと考え、今年はさらに私たちの職場のメンバーでもある二人からキャリアヒストリーを語ってもらいました。
いずれも「複線的なキャリア」を実践している二人です。

職場の農園”縄文ファーム”の農園長、JESの幹事、自分が立ち上げた団体の長、という顔を持つメンバー。
インターンからスタートし、多くの経営者・リーダーの方たちとのつながりに揉まれながら自己変容してきたプロセス。そこで描いた越境人材としてのキャリアビジョン。
nitidai3

薬剤師・歌手・コンサルタントというユニークな複数の顔をもつメンバー。
そこには「体と心と社会的な健康を実現する」という強い軸が通っていて、さまざまな転機と向き合い自ら道を切り拓いてきた歩みがあります。
そしてその根底には、自身の家族へのおもいとしなやかな自律心が存在しています。
nitidai2

こういうキャリアを歩むことができる時代になっていること。
こういうメンバーも共にはたらくことができる組織があるのだということ。
そして、接点を増やし多様なつながりに身を置くことで、しなやかなキャリアを描くことができること。
そのために学生時代のうちにできることはたくさんあること。
一人でも多くの学生の皆さんの中に、気づきを持っていただけたならうれしいです。

 

私が担当させていただいてからかれこれ10年以上が経ちますが、この間、社会全体にはさまざまな出来事が起こり、学生を取り巻く状況も大きく変化してきました。
一年生にとってまだまだ”就活”というコトバは遠い存在で、「キャリアのあり方」「”はたらく”の意味」についてまずは考えてみようという関心をもった学生たちが数十名、参加してくれていた時期。
たまに先輩学生も一緒に受講していて、その中に、「日光街道徒歩行軍に参加してみたい」と手を挙げてくれた学生もいました。
その後、リーマンショックの影響で日本の世の中に一気に流れ出した閉塞感。学生たちの間にも漠然とした不安感が流れていた時期でした。
東日本大震災後は、私たちがES組織づくりで強く発信している「つながり」という言葉が、学生たちにも共通言語として伝わるようになりました。
そして気づけば、受講する学生が100名を超えるように。
学生課の職員の方に聴くと、成績表と一緒に保護者の方々へ講座の案内を送るようにした、とのこと。たしかに、事後のアンケートには「親に言われて参加した」「受けた方が良いと言われてきた」といった回答が多くなりました。
nitida4
それでも、「もっと就活にいかせる情報が欲しかった」「面接対策をしてほしい」など具体的な就活対策の話を求める声が強かった数年前と異なり、昨年くらいから急に、ゆるやかな空気感=危機感がない状態に戻ってきた印象があります。

就職活動は、自身のその後の長いキャリアの「あり方」をしっかりと考え社会と向き合う機会であってほしい。
だからこそ学生時代は、多様な接点に揉まれながら、視野を広げ、たくさんの”知らなかったこと””新たな自分の一面”に触れ、知って欲しい。
そのためにまずは、新たな一歩を踏み出して欲しい。
これからも、中小企業の経営者の皆さんと共に、強く発信していきたいと思っています。

 

ありがとう・おかげさま・おたがいさまの循環を生み出す「Good Job アクション」

いよいよ「Good Job プロジェクト2017」本番が近づいてきました。

今年は、「Good Job アクション」というしくみに取り組みます。
Good job
これは、
◎11月3日スタートの”日光街道まるっと学び舎プロジェクト”に参加してくださる皆さんの”歩みとつながり”の数を記録
◎その記録を当協会のコミュニティ通貨「ワーク」に換算
◎12月2日開催”グリーンフェス”で行なう「はたらく体験ラボ(子どもたちのお仕事体験)」にて、はたらいた証として子どもたちに「ワーク」を付与
◎「ワーク」は、グリーンフェスブース内で使えるほか、その後の地域の中での体験学習や社会参画の機会に使うことができる
というしくみです。

Good Job プロジェクトの舞台は、日光街道です。
この日光街道に「ありがとう」「おかげさま」「おたがいさま」の循環を生み出す媒介としてコミュニティ通貨・ワークを活用します。
協賛団体・企業様や参加者の皆さんからいただいたお気持ちに、実際の歩数とつながり数(街道沿いでのSNS投稿数)をかけ合わせ、ワークの原資とさせていただきます。

皆さんの”歩みとつながり”が、次世代のこどもたちの「はたらくワクワクの根っこ」を育みます。
ぜひ、多くの皆さまのご参加・ご協力をお願い致します。

 

ご縁とおもてなしのまちの素養<日光街道 × 未来のはたらく フィールドワーク三日目①>Good job プロジェクト2017

11月の「日光街道まるっと学び舎プロジェクト」に向けて、運営チームでフィールドワークを行なっています。
三回目のこの日は、本番三日目(11月11日(土))を想定し、栗橋をスタートしました。

21469658_1395516043876955_1392907254_n

 

昔ながらの街並みが残る栗橋は、ちょうど遺跡の発掘中。
まさに栗橋宿の本陣跡を発掘しているところでした。

21552325_1395516220543604_1500361719_n

東北と江戸をつなぐ陸運だけではなく、水運の基点でもあった栗橋。その名残に触れて興奮しながら利根川へ。
穏やかな水の流れに木舟が乗っかって江戸方面へ進んでいく光景を想像しながら、橋を渡りました。

古河に入ってしばらく歩いていると、トラックから手を振る男性が目に入ります。

「何やっているの?」と威勢よく話しかけてくださるこの男性としばし会話。
そして休憩をはさんでまた先に進んでいると、再びトラックが。
「これ」と窓から差し出された手には、飲み物が!
差し入れでした。

21475925_1395516250543601_559373759_n

ちょうど太陽が真上になり、じりじりと光を浴びていた私たちには、何ともうれしいエネルギーチャージ。
心も体も満たされて、男性に手を振りながら、歩き出しました。

 

ひたすらに一本道を歩くと、古河駅前へ到着です。
毎年お世話になっているお茶の鈴木園さんの店内へ入ると、「さっき歩いていた人たちだ!」
お茶を買いに来ていたご夫婦が、声をかけてくださいました。

今日の下見のことやイベントのご案内をしていると、「暑いからどうぞ」と、鈴木園さんのソフトクリームをくださることに。
夏の下見の際、毎回私たちがひそかに楽しみにしている鈴木園さんのアイスクリームですが、今年はパワーアップして抹茶ソフトが仲間入りしていました。
それをおごってくださることになり、恐縮しながらもありがたくいただきながら、店内の”茶の間”でお話。

21476006_1395516290543597_567716783_n

まさに鈴木園さんが掲げる「日本茶飯事(毎日お茶を呑みお米を食べる日常茶飯事~日本人としての家庭(生活)というスタイルを過ごす)」の言葉の意味を実感しながら、今暮らしているまちのこと、ここ古河のこと、地元のこと、など、さまざまな地域での暮らしについてお話しました。

愛着ある地域のことを話すひとときは何だか心が豊かになります。

このイベントを通してそのような愛着ある地域・場所が増えていくことのありがたさを感じながら、このご夫婦を見送り、鈴木園さんをあとにしました。

 

古河のまちなかに点在する道標を確認しながら、目指すは野木神社。
毎年ごあいさつさせていただいているご縁の場所です。

その野木神社の手前、毎年通り過ぎる街道沿いの結婚式場が実は当協会メンバーにゆかりある場所というのを知り、記念撮影だ!などとワイワイやっていると、自転車に乗った女性が立ち止まって声をかけてくださいました。
どのようなイベントなのか、なぜ今日歩いているのか、などお伝えしていると、私たちの協会名にもある「ES」にも関心を持ってくださり、しばしお話したあとに記念撮影をしておわかれしました。

21469732_821722274654544_28502758_n

関心をもって応援してくださる方がいることがこんなにもうれしいのかとしみじみ感じながら、野木神社に向かって歩いていると、今度は当の協会メンバーが車でサプライズ登場。

21433161_1418212978268721_4252359274416924153_n
さらに、途中合流予定だったメンバーも野木神社に集まり、「ご縁とおもてなしのまちの素養」について半日を振り返りながら、小山へ向けて出発したのでした。

21552878_821722217987883_319592311_n

車通りが激しい都心の街並みが変化し、田畑によって描かれたローカルな街並みに変化する春日部から、杉戸、幸手、栗橋、古河、そして野木という行程は、まちの歴史・文化の厚みや暮らしている方々の愛着心の強さを感じる道のりでもあります。
道にゴミが落ちていないこと。
道端の草花がよく手入れされていること。
のぼりをみて声をかけてくださる方が多いこと。
何か一つ尋ねるとその二倍も三倍もたくさんのことを教えてくださること。
そして、自分のまちのことを楽しそうにうれしそうに話す方が多いこと。

この日光街道まるっと学び舎プロジェクトに取り組んでいると、それぞれの地域には、「新しいものを受け入れ変化しながらも、ぶらさない何かを大切に持っている”まちの素養”」というものがあると感じます。
越境する私たちヨソモノをまずは受け入れてくださり、関心をもってくださり、何かをつなげてくれるまちの人たち。
今回フィールドワークで歩いた行程は、まさにその”まちの素養”がある道のりであったと言えます。

21552571_821722331321205_149840264_n

ご縁をいただいた皆さん、ありがとうございました。

 

自分を表す多様な切り口(接点)を持っていますか?

私は日頃、当協会母体の㈲人事・労務で組織づくりや人事・キャリアに関するコンサルティングをおこなっているのですが、その仕事の一つに、企業ではたらく個々の皆さんに向けたワークショップや研修の実施、というものがあります。
さまざまな目的で行うワークショップ・研修ですが、必ずその冒頭で行うミニワークがあります。
「バッハキュービック」というものです。

この手法は、かつて横浜市の地域活性のワークショップでアイスブレイクとして取り入れられていたもので、私たちはこれを多様な顔ぶれが集まる研修の自己紹介ワークとして、実施するようにしています。
やり方は簡単で、「私の興味・関心どころ」を単語で8つ書き出す、というものです。
ペンと紙さえあれば数分でできてしまうのですが、実際にやってみると、中には「う~ん」と頭を抱えこんでしまう人が出てきます。

それはなぜか?
「自分の興味・関心があるコトを8つも書き出せない」ことに気づくからです。

17548833_1232566263505268_569866260_o

社員研修ですから、仕事に関わること、例えば「部下育成」であったり「自社の業界の動向」といった言葉も多く出てきますが、仕事のことにこだわらず、今の自分を伝えるさまざまな単語を書いてもらうようにしています。

「ジョギング」や「少年サッカーのコーチ」といったスポーツのことを挙げる人。
「今読んでいる小説の名前」や「好きな作家」など読書の趣味について述べる人。
中には、「美術館好きが高じて自分でも絵を描くようになった」とか「プロ野球が好きで、さっきまで子供とチケット購入に並んでいました」など、具体的なエピソードを添えて説明してくださる方もいます。
しかし一方で、「どうしても4つしか書けませんでした」「昔だったらもっといっぱいあったのですが、今は家庭のことと職場のことしかないなあ」などと、少々暗い表情で発表する方も出てきます。

心理テストとも違いますし、数の多さを競うものではないので、仮に4つとか5つしか出なくても、気にする必要はないのです。

ただ、”今やっていること”だけではなく”関心をもっているトピックス”も含めて8つを書き出す訳ですので、「なぜ、直観的に自然と書き出すことができなかったのか」を少し立ち止まって考えてみるのも大事ですね、と伝えるようにしています。

このミニワークで書き出す8つのキーワードは、言ってみれば自分自身の今の断面図、つまり”切り口”を表すものです。

17571765_1232567696838458_703481008_o

真っ正面から見ればスマートでおとなしそうな人でも、実は柔道を長年やっていて、地域の道場で子供たちに教えるほどの腕前、などという切り口をもっている人もいるでしょう。
そのような切り口が示せば、他者にもその切り口が見えやすくなり、他者とつながりをつくるための”接点”の役割を果たしてくれます。
例えば先の”スマートでおとなしそうな人”であれば、その切り口がきっかけで、「会社のサークル活動で柔道部をつくるから、その指導役になってほしい」という打診があるかもしれません。

他者との接点となりうる”切り口”をどれだけ持っているか。
その切り口を増やし育む時期が、学生時代でもあるのではないかと思います。

かつてある研修で出会った社会人の方は、この自己紹介ワークをしながら、「子供の頃から映画や舞台を観るのが好きで、親の仕事の都合で転勤が続いたけれど、その行った先でまた演劇や書物に触れられるのがうれしかった」「学生時代は部活に明け暮れたけれど、その合間で本を読む時間をとても大切に感じていた」というエピソードを目を輝かせながら話してくれました。
その後その方は、”エンターテイメントの拠点づくり”のプロジェクトのリーダーとして、地域のコミュニティの基点としても社内外で高い評価を得て、今は企業の広報担当としてのキャリアへと進んでいます。
そして、慌ただしい仕事の傍らで、子どものころからの興味を活かして、書籍の執筆にも取り組んでいます。

私がこれまで研修等で出会った方の中で、主観ではありますが、このように「8つにはおさまらないくらいの多様な切り口をもち、”ワーク”と”ライフ”を重ね合わせてカタチにしながら生きている人」は、おそらく1~2割くらいです。
そして、6割くらいの人たちは、「”ワーク”と”ライフ”それぞれから考えていけば切り口が8つくらいにはなる人」。
残りの2割は、「切り口が限られる人」もしくは「多様な切り口をもつ、という発想になれない人」というところでしょうか。

17555251_1232567843505110_341082081_n

今の時代、SNS等を活用すれば、いかようにも他者とつながれる世の中になっています。
自分の中の多様な切り口をまわりに示していくことで、リアルなコミュニケーションとしても他者とつながりやすく(意思疎通しやすく)なりますし、それが”価値を生み出す特技”として他者と組み合わさることで、新たな生産活動(地域のスポーツチームで教える、だとか、美術の作品をWebで公開する、など)に取り組むことができるかもしれません。

消費する側ではなく、生産する(価値を生み出す)側になること。

そのための土台づくりが、実は子ども・学生時代に力を注いだことや関心を持っていたことの中に隠されているかもしれません。