ローカルではたらく

ご縁とおもてなしのまちの素養<日光街道 × 未来のはたらく フィールドワーク三日目①>Good job プロジェクト2017

11月の「日光街道まるっと学び舎プロジェクト」に向けて、運営チームでフィールドワークを行なっています。
三回目のこの日は、本番三日目(11月11日(土))を想定し、栗橋をスタートしました。

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昔ながらの街並みが残る栗橋は、ちょうど遺跡の発掘中。
まさに栗橋宿の本陣跡を発掘しているところでした。

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東北と江戸をつなぐ陸運だけではなく、水運の基点でもあった栗橋。その名残に触れて興奮しながら利根川へ。
穏やかな水の流れに木舟が乗っかって江戸方面へ進んでいく光景を想像しながら、橋を渡りました。

古河に入ってしばらく歩いていると、トラックから手を振る男性が目に入ります。

「何やっているの?」と威勢よく話しかけてくださるこの男性としばし会話。
そして休憩をはさんでまた先に進んでいると、再びトラックが。
「これ」と窓から差し出された手には、飲み物が!
差し入れでした。

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ちょうど太陽が真上になり、じりじりと光を浴びていた私たちには、何ともうれしいエネルギーチャージ。
心も体も満たされて、男性に手を振りながら、歩き出しました。

 

ひたすらに一本道を歩くと、古河駅前へ到着です。
毎年お世話になっているお茶の鈴木園さんの店内へ入ると、「さっき歩いていた人たちだ!」
お茶を買いに来ていたご夫婦が、声をかけてくださいました。

今日の下見のことやイベントのご案内をしていると、「暑いからどうぞ」と、鈴木園さんのソフトクリームをくださることに。
夏の下見の際、毎回私たちがひそかに楽しみにしている鈴木園さんのアイスクリームですが、今年はパワーアップして抹茶ソフトが仲間入りしていました。
それをおごってくださることになり、恐縮しながらもありがたくいただきながら、店内の”茶の間”でお話。

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まさに鈴木園さんが掲げる「日本茶飯事(毎日お茶を呑みお米を食べる日常茶飯事~日本人としての家庭(生活)というスタイルを過ごす)」の言葉の意味を実感しながら、今暮らしているまちのこと、ここ古河のこと、地元のこと、など、さまざまな地域での暮らしについてお話しました。

愛着ある地域のことを話すひとときは何だか心が豊かになります。

このイベントを通してそのような愛着ある地域・場所が増えていくことのありがたさを感じながら、このご夫婦を見送り、鈴木園さんをあとにしました。

 

古河のまちなかに点在する道標を確認しながら、目指すは野木神社。
毎年ごあいさつさせていただいているご縁の場所です。

その野木神社の手前、毎年通り過ぎる街道沿いの結婚式場が実は当協会メンバーにゆかりある場所というのを知り、記念撮影だ!などとワイワイやっていると、自転車に乗った女性が立ち止まって声をかけてくださいました。
どのようなイベントなのか、なぜ今日歩いているのか、などお伝えしていると、私たちの協会名にもある「ES」にも関心を持ってくださり、しばしお話したあとに記念撮影をしておわかれしました。

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関心をもって応援してくださる方がいることがこんなにもうれしいのかとしみじみ感じながら、野木神社に向かって歩いていると、今度は当の協会メンバーが車でサプライズ登場。

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さらに、途中合流予定だったメンバーも野木神社に集まり、「ご縁とおもてなしのまちの素養」について半日を振り返りながら、小山へ向けて出発したのでした。

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車通りが激しい都心の街並みが変化し、田畑によって描かれたローカルな街並みに変化する春日部から、杉戸、幸手、栗橋、古河、そして野木という行程は、まちの歴史・文化の厚みや暮らしている方々の愛着心の強さを感じる道のりでもあります。
道にゴミが落ちていないこと。
道端の草花がよく手入れされていること。
のぼりをみて声をかけてくださる方が多いこと。
何か一つ尋ねるとその二倍も三倍もたくさんのことを教えてくださること。
そして、自分のまちのことを楽しそうにうれしそうに話す方が多いこと。

この日光街道まるっと学び舎プロジェクトに取り組んでいると、それぞれの地域には、「新しいものを受け入れ変化しながらも、ぶらさない何かを大切に持っている”まちの素養”」というものがあると感じます。
越境する私たちヨソモノをまずは受け入れてくださり、関心をもってくださり、何かをつなげてくれるまちの人たち。
今回フィールドワークで歩いた行程は、まさにその”まちの素養”がある道のりであったと言えます。

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ご縁をいただいた皆さん、ありがとうございました。

 

2017年JES新年会<第二部>つながりを深め、広げ、未来へ。

2月10日、遅めの新年会となりましたが、
総勢50名もの濃いつながりの方々にお越しいただき、
無事に、感謝をお伝えする場を持つことができました。

今回も、大幅に会の時間は伸びてしまい、
皆さまにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、

第一部の児童養護施設「子どもの町」の根岸施設長のお話や、

903シティファーム推進協議会の石渡さなえさんがコーディネートしてくれた
アルパカ縄文ファームで収穫した野菜を活かした料理、

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絵本作家の光丘先生とソーシャルアクション基金の支援先でもある
シーホース音楽福祉協会の倉持さんの絵本の読み語りと即興ピアノ演奏のコラボなど、

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いつもグリーンフェスなどのプロジェクトでお世話になっている尾堤社長のご挨拶や、
尾堤社長

顧問でありCSRの第一人者である横浜市立大学の影山先生のご挨拶、
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グリーンフェスにも出店していただいた志村酒店の志村さんにソムリエとして
ココファームのワインを紹介していただいたり、
志村酒店

つながりある方々と場を共に創りあげることができました。

未来のはたらくカタチを考える。
それは私たちだけでなく、それぞれ皆さんの視点から、
それぞれのおもいを持ち寄って、なし得ることなのかなと思います。

そして、今年の表彰ですが、
〈ES推進賞〉
こいけ経営労務管理事務所 小池誠二さん
石井造園株式会社 石井直樹社長
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903シティーファーム推進協議会 矢尾板 初美さん
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以上の3名の受賞となりました!

2016年のみならず、これまでの(一社)日本ES開発協会の活動を多いに盛り上げ、
支えてくださった皆さん。この場を借りて、改めて、ありがとうございます。

そして、今年は〈ES推進大賞〉も!
今年のES推進大賞は、、、小池さん!
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いつも、プロジェクトの前の準備や畑の指導など、
様々なところでお世話になっていて、
まさに、その存在がJESの象徴ともいえる、安心感のある小池さんです。

また、今年は、ソーシャルアクション基金の立ち上げを記念して、
〈ソーシャルアクション推進事業大賞〉を新設しました。
受賞者は、
シーホース福祉音楽団 倉持さん
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ca37 三輪健郎さん
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以上の2名になります。
次の世代を担う子供たちの未来を明るく照らす、
そんな2団体の活動に、更なる期待も込めて、
矢萩会長からのお祝いと、ありがたい記念品(?)のにんにくんを贈呈。

2016年のインターン生上田さんも活躍してくれました。
学生の存在は、やはり大きいですね。
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あらためて、つながりの中で成り立っている団体だなあと、実感します。
関わってくださる皆さまのおもいや期待を無駄にしないよう、
チャレンジを続けないといけないとなと実感します。
2017年、今年も一般社団法人日本ES開発協会をよろしくお願い致します。

 

2017年JES新年会を開催。つながりを深め、広げ、未来へ。

ご縁をいただいている方々と共に、2016年度の活動をふりかえり”未来のはたらく”についておもいを描く場として「新年会」を開催致しました。

ご参加いただいた皆さま、そして日頃からお力いただいている皆さまに、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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「次世代の子どもたちへ 未来の新しいはたらくカタチを!地域のはたらくえがおを!」をテーマに行なった今回の新年会。
第一部では、春日部の児童養護施設・子供の町の根岸施設長によるお話を伺い、
会に集まった多様な皆さんと共に、”未来の”はたらくえがお”のためのソーシャルアクション”を考えるダイアログの時間を設けました。

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さまざまな働きづらさを抱える若者たちの”はたらく場”としてどうあるべきか、という地域企業の経営者の皆さんの視点。
多様なはたらき方・はたらく場づくりを支える士業の皆さんの視点。
未来思考で新たなはたらくカタチを実践する個の方々の視点。
地域の中で個々のソーシャルアクションを促す活動を推し進める方々の視点。

児童養護施設の子どもたちの現状や未来に向けた課題などのお話を伺い共通認識としてもつことで、
本当に多様な角度から、もっと知りたいこと・すぐに取り組みたいこと・やるべきことなど多くの意見・見解をいただきました。

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今日ココでの一つのストーリーを、異なる地域・異なる立場・異なる視点の人たちが異なるアンテナで捉えることで、
「多様で創造的な知恵」が生みだす。
そのようなFuture Centerとしての役割をもって、
ご縁をいただいている多様な皆さんとのダイアログ(対話)の場を継続的につくりながら
「はたらく力増量計画」を推し進めていきたいと考えています。

 

”枠”を一度とっぱらってみる

前回の投稿で「モノサシを変えてみる」大切さ、というのをお伝えしましたが、

そのように、職のためのスキルや就活情報よりも「シゴト選びのモノサシを変える」ことが大切であると

考えるに至ったのは、一つは、私たちが普段関わる中小企業の経営者や社員の皆さんの声を

聴いているから。

そしてもう一つは、自分自身のキャリアの道筋にも理由があると感じています。

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私は、「大学3年秋頃が就活解禁時期」と言われていた世代です。

当時はそれが当たり前。「そうしなきゃいけない」と思っていましたので、

秋(確か10月頃)周りと同様に就活をスタートし、求人サイトに登録して企業情報を眺めエントリーしたり、

合同説明会に参加したりしました。

私は最初から東京で就職しようという気持ちが強かったので、18きっぷという在来線乗り放題のチケット

を買い、月一回くらいのペースで東京に通った記憶があります。

幸い関東に姉や友人がいたので、宿代がかからない恵まれた状況にはありました。

貯めたアルバイト代はすべて就活資金となりましたが、そのことがむしろ「就活がんばっている自分」

を自己肯定する要因にもなっていました。

でも当時は、「就職氷河期」真っ只中。

受けた企業数は、今の学生たちに比べればさほどの数にはならないと思いますが、

それでもすべての企業から不採用通知が届くばかりの状況は、結構こたえました。

それまでどちらかというとあまり大きな挫折や失敗もありませんでしたが、

この時期は、他にも家族の病気などもあり、考えなければならないことが多くて、

でもあまり周りに相談することでもないなと思い、一人モヤモヤと過ごしていた記憶があります。

 

そういう中で自分が下した結論は、「就活をやめる」でした。

ある企業説明会の会場で、同じ色のスーツ・髪形・バックの同世代たちがゾロゾロと歩いているのを

見た時に、心底具合が悪くなってしまい(本当に貧血を起こしました)、

「自分はあの中の一人にはなれないし、なりたくない」という確信をもってしまったのです。

 

その後しばらくの間はぼーっと過ごしていたのであまり記憶もありませんが、

いろいろと心配してくださったゼミの先生と今後について話しているうちに、

「そういえば、社会保険労務士になりたいと考えていたんだ」ということを思い出し、

「社労士事務所を探して就職させてもらえないかあたってみよう」という意志が

急にメキメキと湧き上がってきたのでした。

就活を始める大学3年から私は労働法ゼミに所属しており、また、元来「はたらく」ことに関心が

高かったということもあって、社労士資格をとっていずれ事務所を開業したいと考えていた自分。

すっかり型通りの就活に染まり、そんなビジョンも忘れていましたが、改めてそれを思い出した時に、

急に光が見えたような気がしたのでした。

そこから先は、何件電話しても「新卒は採ってないから」「一人でやっている事務所なので」と

断られてばかりでしたが、不思議とそれに心傷つくことはありませんでした。

そして、ようやく探し当てた一社から面接をとの返事があり、真夏の暑さ厳しい東京に来て、

小さな町の喫茶店で、代表と面接をしたのでした。

それが、今私が勤めている会社です。

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この就活を振り返った時に、私は「(一般的な)就活をやめて良かった」と思っています。

就活をやめて、個としての長いキャリアを考えながらシゴトを探しはたらく場を探す。

そういう過程があったからこそ今の自分がいますし、私のキャリアはその過程がなければ出会って

いない人・生まれていない機会で成り立っているようなものです。

 

今、私の職場には、20代、30代のメンバーがいます。

皆、ココに入ってきた経緯はさまざまで、描く”あり方”もさまざまです。

資格をとって専門性をもって働きたい人。

将来経営をしたい人。

つながりを大切に持続的に働きたい人。

まずは成長してやりたいコトを創りたい人。

多様なメンバーに共通しているのは、実は「(一般的な)就活をしていない」という点だったりもします。

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学生時代のインターンを経て新卒入社したメンバー。

社労士事務所を探して大学卒業直前に門をたたいてきたメンバー。

新卒入社した大企業を辞めて、見習いからスタートしたメンバー。

皆それぞれに”未来のあり方”を模索しながら、それぞれのスピードでキャリアを歩んでいます。

何が正しい、こうすればばっちり、という答えはありませんが、

一つ言えるのは、

「就活という型を一度とっぱらってみて、自分にとっての”ありたい未来”がどういうものなのか、

そのためにどういうキャリアを歩んでいきたいのか、を考えて、進んでみた方が良い」

ということです。

そのための手段はたくさん生まれています。情報もたくさんあります。

IT技術の進化や価値観の変化、世の動きによって、キャリアの選択肢・キャリアを自ら創る

可能性は、大いに広がっているのです。

 

シゴト選びのモノサシを変えるには<大学でのキャリア講座で考えたこと>

先日、山形の大学で大学三年生向けに、キャリアについてお話をさせていただきました。
講座のテーマは「シゴト選びのモノサシを変える!新しい一歩を踏み出すキャリアデザイン講座」。
そもそも就職のためのスキルや就活情報をインプットする前に、
世の中にたくさんある”はたらく場”(大小さまざまな企業やNPOなどの団体)のことを知り、
新しいはたらくカタチが生まれていることを知って、
自分自身の”シゴト選びのモノサシ”を少し変化させる機会としてもらいたいなと考えながら、
山形へ向かいました。

「つばさ」の車中、地元東北の懐かしい風景を目にしながら、「就職」について考えを
めぐらしていました。

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日頃、人事コンサルの現場では、
「これまでは中途ばかりだったけどそろそろ新卒採用にチャレンジしようと思う」
「新卒で入った社員がリーダーとして育っておりうれしい」
といった、人材採用にかける中小企業の経営者の強いおもいを多く聴きます。
そしてその声は、この「労働力不足&採用難」の時代にさしかかり、”悩み”としても
噴出してくるようになりました。

「求人広告を出したけれど、これまでのような問い合わせが全く来ない。
 このままだと百万を超える広告費を払い続けて終わりそうだ。」
「ここまで来たら、求人条件を変えるしかないから、給与体系を見直そうと思うので、
 相談に乗ってほしい。」
等々。
実際に、求人票の条件を見直し(初任給アップや休日日数の増加など)、それに伴って
在籍している社員の雇用条件も見直す(新人と既存社員とのはたらき方のひずみが出ないように)
というケースも多くあります。

そこまで”新たな人材を求めている”中小企業がますます増えている一方で、
就活を控えた学生の間に未だ存在する「大企業志向」「安定志向(=中小企業は安定していないから
入社するのは不安という志向)」。
企業側からすれば、これだけ多様で創造的なはたらき方ができる時代になってきたのに(それに伴って
組織としても個としても変容が必要にはなりますが)、
なぜ、「新卒一括採用」という枠組みのもとでこれまで通りの思考パターンからしか就職を捉えること
ができないのだろうか、
と疑問に感じることもしばしばです。

毎年さまざまな大学でお話させていただいたり学生の皆さんと話す機会がありますが、いろいろなメディア
の影響なのか、あるいはまわりの大人や教育の影響なのか、
そのような志向を変容させるのはなかなか難しいことなのだなあとも感じます。

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ただ、
「こういう魅力的な中小企業もあるんだな」「こういう豊かなはたらき方ができる職場もあるんだな」
と伝え、知ってもらうことはできます。
そして、それによって学生一人ひとりが考え方・捉え方を変容していくことも大切ですが、
私たち社会人も含めた社会全体が「企業規模」「業種」といったモノサシだけではなく、
「地域社会や環境に対してどのような働きかけをしているか」
「どのような多様・創造的なはたらき方をできるか」
「どれだけの共感資本を集めているか」
といったなかなか表面的にははかりにくいモノサシで企業のあり方を考えていくことも必要なんじゃないか
と思っています。

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今回のセミナーでも、せめて「シゴト選びのモノサシ」に少しでも新たなエッセンスを注入できれば!
そう考えながら、お話させていただきました。
機会をいただきありがとうございました。

 

日光街道まるっと学び舎プロジェクト~実は、本番前に下見で日光まで歩いているから、リーダーの長谷川君は286キロ歩いているんです。~

日光街道まるっと学び舎プロジェクト。
それは、私たちJES(日本ES開発協会の略)の活動の中でも、代々続く一大イベント。
その開催までには、制作物の作成やところどころのアポイントなど、準備に多くの時間を費やしています。
その中でも、一番大事なのは、下見。
単純に道を確認するだけではなく、道は安全か、どこで休憩できるのか、どのペースで歩けばよいのか。
特にリーダーとして引っ張るインターン生の長谷川君は、下見で一度ほぼ完歩しなければならず、日差しの熱い8月から着々と歩き始めました。
そんなイベントの裏側を、当時の長谷川君のFacebookの投稿から、公開します。

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日光街道まるっと学び舎プロジェクト。
「下見」がスタートしました。

開催9回目を迎える今年は、「未来の新たな”はたらくカタチ”をつくる」をコンセプトに、11月3日文化の日から、歩き進みます(計143キロ)。

その本番の二日目(11/5)を想定して、下見初回のこの日は、越谷集合後、春日部へ。
いつもお世話になっているおづつみ園さんに伺い、おいしいお茶とスイーツをいただきながら、旅先での出来事とリーダーとしての判断力のお話、春日部の地域の未来のお話など、歩き始める前から学びの多い時間を過ごさせていただきました。

そして一行は、庄和にある縄文ファーム目指してスタート。
道中、毎回グリーンフェスに出店いただいている藤の牛島のスワンさんで、ほっこりおいしい洋菓子をいただき、南桜井では、尾堤社長お薦めの長寿庵さんで話題の”冷やしカツ丼”を一気にいただき、庄和総合公園近くに新しくできた米粉パン屋さんでおやつをいただき、縄文ファームに着く頃には、しっかりとエネルギーに充たされ、皆で畑でひと仕事して、一日を終えました。

まさに、土地の記憶に触れながら、地域の魅力を体で感じる一日。
歩く行程で生まれた接点からたくさんの繋がり意識や愛着心も広がる道のりでした。

 

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日曜日、二回目の日光街道の下見にいってきました。

今回の下見は初日を想定し、日本橋に集合。その後越谷まで24km歩きました。
道中では自分が歩いたこと、見たことがないということもあり終始どこを見ても新鮮な気分でした。また、草加〜越谷にかけての道ではとても趣のある松並木があり感動しました。
車や自転車ではなく自分の足で歩くというのは中々ない経験でしたが、歩ききった後の達成感は言葉では言い表せないものがありました。

本番でも参加して下さる方にも同じ気持ちを感じ取ってもらえるように頑張りたいと思います。

 

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先日、3回目の下見に行ってきました。
今回の下見は4日目を想定し、栃木県の石橋駅に9時に集合。
その後今市まで歩く予定でした。
、、、しかし、予想以上に日の入りが早かったため歩く予定だった日光例幣使街道を歩き続けるのが困難ということもあり、途中の文挟駅でゴールになりました。
最後まで歩ききれなかったことにとても悔しい思いをしましたが、実際に歩いてみないとわからないことや当日の歩くペースをつかむことができたなど得ることも多い充実した下見となりました。
本番に向けてもう一度経路の見直しや作戦を練り直し、本番で必ずゴールできるように努めていきます。

 

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先日2日目の下見を行いました。
本番では越谷駅〜古河駅間を歩きますが、今回は幸手駅〜古河駅まで歩きました。
道中で私の足のトラブルや歩くペースを上手く掴めないこともあり、全てを歩ききることができませんでした。

目標の距離を歩ききることができなかったことへの悔しさはありましたが、改めてペースを掴むという難しさや当日のトラブルへの対策を考えるきっかけになったので前向きに捉えて本番に向けて考えていきたいです。
午後はココファームさんに伺いました。
ワインの製造過程やワインの貯蔵庫、シャンパンの作り方など今まで関わることのなかった未知の世界を知ることができたことができ、いい経験になりました。
ワインの試飲では普段飲むことができないワインを6種類も飲みましたが、やはり”本物のワイン"というのはなんなのか思い知らされ、普段飲んでいるワインとは全く違う美味しさに驚愕を受けました。
余談ですが私のおすすめはスパークリングワインの”あわここ”です。
本当に貴重な経験をありがとうございました。

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ただ歩くだけじゃなく、リーダーとして、いろいろな判断を迫られるので、体力だけでは乗り切れません。
そんな中で歩ききった。脱落者を出さなかったことは、素晴らしい。
「はたらく」って、表には見えない、裏の準備が肝心要なんだ。
どうやって楽しく、どうやって意味あるものにするのかは、本人しだい。
そんなことを、改めて実感する楽しい下見の時間でした。

 

 

元インターンシップ生小保内さんフランスから凱旋

インターンシップの先輩、小保内さんが、フランスから凱旋!
大学一年生の時から約3年間という長きにわたりインターン生として、JESの事務局を務めてくれた小保内さん。日光街道まるっと学び舎プロジェクトやグリーンフェスで毎年走り回っていました。

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そんな彼女も、今は大学を休学し、WWOOFという仕組みを使って、フランスの農村で有機農業を学ぶ日々。

フランスや近隣国の人々の国民性や文化の違いで戸惑いはあったそうですが、今ではすっかり、フランスの農村コミュニティのあり方に共感し、魅力を教えてくれました。

やはり、農業は、はたらくということの原点。多様な国籍、年齢の人々とともに農作業をし、さまざまなつながりの中で自分自身を磨く小保内さん。またすぐ半年間フランスに旅立ちますが、また次はどんな変化、成長が見られるのか、今からすでに楽しみです。

 

われらまちの農縁団、熊本へ

2016年4月14日からの九州熊本地方を中心に発生した地震により、亡くなられた方々に哀悼の意を表すると共に、被災された方皆様のご心痛をお察し申し上げます。

この度、有限会社人事・労務「われらまちの農園団」は農業関係者および被災された皆様の震災からの一刻も早い復旧・復興を願い、農業関連対策支援に関するフェイスブックグループと、特設掲示板を開設いたしました。本掲示板を通じて、被災地が現在どのような状況にあるのかということを直接現地の方々から確認しながら、支援者の輪を少しずつ大きくしています。

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職業・年齢を問わず、本活動に興味がある方や被災地の情報を伝えたいという方、われらまちの農園団と共に活動を共にしたいと思う方は、是非掲示板をご利用下さい。お待ちしております!

※今後の支援活動や被災地に関する情報は本掲示板(下記の画像)でご覧いただけます。

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また今年度の5月下旬から、われらまちの農園団は熊本県益城町にて農家さんを中心に作業および支援をしていく所存です。そのため、損壊したビニールハウスの片付けや、ガラスなどで荒れてしまった農地の回復作業など是非お手伝いいただける方、また、道具や資材を提供、運んでいただける方、被災した農家さんのための募金をお願いしております。

ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

われらまちの農園団、熊本県益城市にて報告

5月28日(土) ~ 29日(日)に、自主避難をされている方々にお会いすること、そして農作業のお手伝いをすることを目的に熊本県益城町に訪問させていただきました。

震災から1ヶ月以上経つ今でも毎日のように被災地の熊本の様子が報道されておりますが、実際に現地へ赴きその光景を見たときの衝撃はそれ以上のものでありました。

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上記は、古来より「火の国」と呼ばれている熊本県の現状を映した画像。

阿蘇をはじめとする肥沃の大地や九州の山麓からの幾つもの水の流れ、天草など豊かで美しい数々の海といった美しい自然をもつあの熊本県とは思えないほど、周りは活気を失って荒廃しており、天気もまた悲しさがしみじみと刻み込まれるかのごとくそのことを物語っていました。

現地の方々によると、今回の大震災で全壊してしまった家屋のほとんどが農家の方々のものであったそうです。理由は、その昔農家の方々は田や畑の上に家を建築したため地盤が脆いからということ。しかし、それでも現地の農家の方々は悲観せず現状を真っ直ぐと見つめて、前向きに行動を起こしていました。われらまちの農園団は、そのような農家の方々とその未来を応援すべく、一日でも早く復興支援に尽力したいと強く考えています。

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また、皆さんからもご支援頂いております、馬水南公民館のコミュニティーを訪れ、いつもお話をさせていただいている農家さん、宮守さんとお話をさせていただき、宮守さんの案内のもと、益城町を見て回りました。予想を超える被害を目の当たりにし、言葉を失う中、次は宮守さんの震災で遅れてしまった出荷作業等のお手伝い。その出荷先である「芋屋長兵衛」さんにもお尋ねし、専務とお話をして、農業関係者の被害の大きさを実感しました。

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また、昨日は、CSRの専門誌「オルタナ」編集長の森さんにご紹介頂きました、NPO法人九州環境サポートセンターの宮原理事長にお招き頂き、震災支援に励む現地団体のネットワークを構築するキックオフ会議に参加させていただきました。宮原さんがまとめるこの場には、支援物資の管理団体や男女共同参画の視点からの避難所支援団体、障害者・外国人の避難所支援団体など、様々な分野の団体がいて、その中には農家さんや農業物流の団体も中核のメンバーとして活動報告をされていました。その方々の多くも、被災され、いまも避難所で暮らす方が多くいます。

それぞれが、生活の基盤を失い、自分のことで精一杯ななかでも、仕事をし、活動に励む姿は、非常に印象的でした。

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二日間という短い期間での滞在でしたが、多くの方々に出会い、対話し、共に作業をすることを通じて、メディアで報道されている以上に現状は深刻な状況にあるという事実を改めて受け止め、これから被災地の農家の方々のためにどのように行動すべきかを考えていくことができました。

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当初、多くの方々が被災地復興に向けて熊本県にボランティアとして来ましたが、ニュースでも報道されているように「することがない」という方々で溢れかえってしまい、結果として現在、ボランティアの数は日ごとに減少している状況にあります。しかし、今回取り上げさせていただいた現地の農家の方々の現状が物語るように、ボランティアの方々の力が必要とされるのはむしろこれからであり、また支援すべきことも山ほどあります。

私たち、われらまちの農園団はこの度伺った益城町の事情を踏まえ 次回は6月11日,12日に伺います。ご一緒出来る方 その他何か届けたい思いがある方 お声かけください。

お待ちしております。

 

熊本訪問にて、熊本学園大学の先生と お話させていただきました(5月28日)

先日の熊本訪問の折、熊本学園大学の先生とお話する機会をいただきました。

ご自身も被災され未だ生活環境が整っていない中、貴重なお時間をいただきました。

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<現在の学生たちの状況について>

・5月9日の週から、授業再開。

・ただ、半数しか学生は出席していない。おそらく、自宅が全壊して授業どころではなかったり、自身が避難所にいたり、なかなか授業に集中できない状況にある学生も多くいると考えられる。

・この状況が、あと半年以上続く可能性は極めて高い。

・感覚としてはまだ「非日常」。非常事態の下にある感覚。日常に戻るまでは時間がかかると思われる。

・学内のボランティアサークルが、地震直後から益城町等の継続支援を行なっている(避難所運営のお手伝い・避難している方々との対話、など)。

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<現在の大学の状況について>

・(新聞記事の通り)クマガクは”福祉避難所を自主的に運営”している。直後は高齢者・障がい者を含む約700名が避難していたが、今は数十名とのこと。

・職員と学生ボランティア中心に、24時間体制で受け入れ対応。自身も被災しながら対応をする職員の大変さ。

・もともとバリアフリー構造だったため(社会福祉学部がある)、避難所としての機能をつくりやすかった。トイレ、運営体制、部屋のつくりなど。

・「あの大学ならば受け入れてくれるはず」と、高齢者・障がい者が多く集まる流れができた。その噂を聴いて、さらに他の避難所からも集まってきた。

・指定避難所でないため、物資は自己調達。全国から支援物資が集まり、それらによって対応した(特に東北から真っ先に届いた)。

・3.11の際、クマガクは東北学院大学を拠点に継続的な支援を行なってきたため、そのつながりで東北からの支援が多く集まったと思われる。

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現状、6月7月の再訪の折に農業ボランティアに参画できる学生がいないか、働きかけています。

また、ミラカツ(JESで行なう学生勉強会)において、動画会議システムを使って遠隔参加し、関東の学生との交流をはかる機会ももつ予定です。

 

熊本学園大学の学生の皆さんはもちろん、地域の未来を創る担い手である多くの学生たちが、今は家族や地元の復旧復興に関わっていると思われます。

その経験は、きっと彼らの将来にしっかりと活きてくるはずですが、今のさまざまな不安(就職活動や学業等々)を少しでもやわらげられるような情報提供・場づくりをできないものかと考えています。

また、非常時における大学の役割、という点では、今後の関東方面の減災の取り組みとしても非常に参考になるなと感じました。

 

また動きがありましたら報告させていただきます。